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株式会社マイグローバル・ジャパン

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海外で生活する前に知っておきたかったコト!Overseas Tips

赴任者

赴任者男性に警告!駐在中に気を付けるべきこと!(海外引越よもやま話)

2019.10.04

 

赴任者男性が気をつけるべきトラブル!!

晴れて海外駐在生活が始まったとします。しかし、順調に進んでいた仕事も足をすくわれることもあるんです。そこで今回は、台湾ではたらくわしたちのグループの人間に男性駐在員に気を付けてべきトラブルについて意見を聞いてみました。

 

赴任者の女性問題はいかに?

どこの国もそうですが、赴任者が巻き込まれやしのは、女性問題のようです。この問題、場合によっては命を落とします。また、仕事に身が入らず、会社経営どころの騒ぎではなくなります。また、赴任者の女性トラブルが起こりやすいのはやはり、アジア圏でしょうか。そこで今回は女性トラブルについて考察していきます。

 

結婚する気が無いのに付き合うな!

特に飲み屋などの女性と出会う場所でなくても、職場や紹介などで現地の一般人女性と接する機会があります。そこで注意してもらいたいのが、海外に来て羽を伸ばして軽い気持ちで「付き合ってみよう」となってしまうことです。

しかし、多くのアジア圏の女性は日本人の女性とは違いますので注意が必要です。日本人と比べて嫉妬心も強いです。そのため、日本に帰国するからなどの単純な理由で女性と別れるなどは容易にはいかないでしょう。

そのため、結婚する気もないのに駐在中に真剣に交際するのはおススメしません。

 

ナイトスポットなどで知り合う!

駐在員として圧倒的に多いパターンはこのケースではないでしょうか。そして、離婚や金銭的なトラブルに陥りやすいのはこちらです。気を付けなければならないのは、アジアのナイトスポットでは日本人が意外にもモテることです。イメージ的な問題もありますが、日本人=お金があると思われており、金ずるにされやすいです。

 

会社のお金を使いこんでしまう。また、付き合った場合もお金を無心される。別れる際に裁判沙汰になることもあります。また、本当に現地でもよくあることですが、家族帯同で赴任しているのに接待などで、飲み屋に行ったときに恋愛関係に発展してしまうことがあります。

 

結論から言うと、アジアでの駐在員として現地人との恋愛は、極めて結婚を求められる可能性が高いということです。日本の恋愛関係と同じではなく、軽はずみで付き合ってしまうと後が大変です。もちろん、不倫は言うまでもなく禁物。

とにかく、気を引き締めてください。あまり鼻の下を伸ばさないでくださいね。

誘惑の実は甘くありません。特に現地社長などの役職が高い駐在員の人は注意してください。

その海外引越!まさか荷物の仕分けと梱包やってませんか?(海外引越よもやま話)

2019.10.02

海外引越における仕分け梱包は自分でやるもの?

知っているようで意外と知らない奥様が多いのではないのでしょうか。

使っている海外引越会社によって家財の梱包も自分でやる場合があります。むしろ最近はそちらが主流になっています。

 

しかし、それって本当に奥様の負担がかかりますよね。子供の面倒も見ながらの海外引越。

本当に大変です。そもそも、家の家財全部整理しなければいけないのですか・・・( ゚Д゚)

 

多くの家庭は、赴任するご主人様は楽天的というか、能天気なもの。

でも、日中片づけたり、整理したりするのは奥様がメインの仕事。

 

子供の荷物から鍋まで全部奥様が整理整頓と仕分けしなければならいのです!

本当に大変な作業です。

 

海外赴任をお願いするのは会社ですが、奥様の負担まではあまり気にしていないようです。

そのため、引越コストの削減のために梱包作業まで奥様にやらせるサービスも増えています。

 

だからこそ、海外引越業者を選ぶときには大きく2つのポイントに気をつけてください。

 

①梱包作業も全部やってくれる

この場合、奥様本当に楽です。持っていきたいものを部屋に寄せておけばいいだけです。

引越業者が全てやってくれます。本当にラクチンです。

 

②海外引越に精通している

海外引越に詳しく社員と詳しくない社員とでは対応がまるで違います。海外側の情報を詳しので荷物のアドバイスもしっかりしてくれます。しかし、精通していない担当者がくると、本当に素人です。何を聞いてもマニュアル通り。もしくは”あいまい”な答えがほとんど・・・。

 

なぜこのようなことが起きるのか!?

その答えは簡単!一人前の海外引越スタッフになるにはコストも時間も掛かります。どうせなら、マニュアルつくって機械的にやらせる方がコストも掛かりません。

 

しかし、海外引越のコストは決して安くない!そして、家財への思いれもいっぱいある!!!

 

だからこそ、海外引越に精通してスタッフにやってもらいたいものです。

 

手前味噌ですが、マイグローバル・ジャパンなら全部解決しちゃいます!

マイグローバル・ジャパンの海外引越サービスは、フル梱包サービスが標準。

そして、海外に行ってもフル開梱サービスがついています。

 

だから、奥様もお子様の任せてラクチン・安心の海外引越サービスです。

 

また、マイグローバル・ジャパンのスタッフは、海外引越に詳しいです。なぜなら、実際に海外で引越スタッフとして活躍して人間が対応します。だから通関事情も、現地の情報も詳しいんです。

 

手前味噌ですが、帯同されるご家族様の悩み全部解決します。

 

(編集:海外引越のマイグローバル・ジャパン)

海外引越の鬼:高山

駐在妻必見!ジャカルタでの乳児子育ての現状!(海外引越よもやま話)

2019.10.01

 

ジャカルタでの乳児子育てを覗く!

お子様がいる赴任。つまり家族帯同での赴任のことです。子供がそこそこ大きくなって、幼児や学童期であれば少しばかり心配も和らぐと思います。

 

しかし、お子様が乳児の場合は話が別!本当に心配でなりません。日本と環境が異なるため、オムツ、ミルク、衛生面、病院などあらゆる面で心配でならないはずです。

 

そこで、海外引越しの専門会社として、近頃赴任者が増えてきたインドネシアジャカルタにフォーカスして、ジャカルタでの乳児子育ての現状を考察したいと思います。

 

今回もかなり、私見に基づいた独断と偏見の情報提供になりますが、お許しください。

 

ジャカルタで乳児用品は揃うのか!?

やっぱり不安になるのはジャカルタで乳児用品が入手できるか。これがカギとなってきます。

そこで、ジャカルタで日本の乳児用品が入手できるか否かをご紹介します。

 

ジャカルタで購入しても用を足す乳児用品

①紙オムツ

まず、オムツ心配ですね。以前は日本で買うのとかなり価格が違ったのものです。しかし、ジャカルタでも同じくらいの値段で紙おむつが入手できるようになりました。つまり、紙おむつの入手の可否であればできるということになります。

まぁ。柄とか多少の違いを好まなければ、インドネシアで購入しても問題ないかと・・・。

しかし、どうしてもクオリティが日本とは違うようで、赤ちゃんのお尻が被れたり、痒くなったりします。やっぱり、日本製のオムツを持ってこれるだけ持っていくことをオススメします。

ちなみにインドネシアでは、マミーポコが紙おむつが人気。売上の6割超を占めていらしいです。

 

●おしりふき

もちろん、インドネシアでもおしりふきの購入はできます。人気があるのがマミーポコのやつらしいです。しかし、肌が合わないなどの懸念もありますので、いつも使い慣れているおしりふきを持っていけるだけ持っていくことをオススメします。

 

●粉ミルク・フォローアップミルク

特に粉ミルク派にとっては、ジャカルタで手に入るのか、心配な方も多いと思います。答えから言うと、個人的な印象としては、日本以上に種類が豊富な気がします。特に銘柄にこだわらなければ、ジャカルタで購入できます。

日本メーカーのもの入手できますし、他の国の粉ミルクも入手できます。値段は正直ピンキリ。1缶3,000円程度のものあるので、個人的には高いという印象です。そのため、海外引越しをしていても、粉ミルクを持っていけるだけ、日本から持っていく人が多いように見受けられます。

 

日本から持っていくことをオススメする乳児用品

携帯用離乳食

印象としてはベビースナックは豊富。但し、砂糖入っていたり、添加物が入っているなど不明なため、持っていける限り持っていくことを推奨します。

 

ベビーフードは少なくて高額な気がします。特にレトルト離乳食はあまりません。あったとしても、口に合うかかなり微妙です。そのため、手作りを頑張るか、お気に入りの日本からのレトルトを持参している方が多いように思います。

また、日本人御用達のスーパーマーケット「パパイヤ」でも買えますが高値だと思いますね~( ;∀;)

 

今回はかなり、さらっとした内容になってしまいましたが、参考にしてもらえれば嬉しいです。

赤ちゃんの時の海外赴任って本当に大変ですよね。でも、この親の大変さは子供は小さいので記憶にないんでしょうね。

 

以下に参考となるサイトのURLを掲載しておきますね。それではごきげんよう!

 

ジャカルタでおすすめの粉ミルクや離乳食、ベビーベッド。

 

http://jakarta24.blog.fc2.com/blog-category-9.html

【連載】第 28 話 危機管理の要諦(失敗から学ぶ海外人事)

2019.10.01

28 話 危機管理の要諦

 

こんにちは、 海外危機管理コンサルタントの山本優です。

 

これは、 知り合い(N さん)から聞いた話です・・・

 

N:「何年か前にね、うちの会社の店舗に強盗が入ったんだよ。」
私:「へぇーーー!そりゃ、大変やったね。」
N:「東南アジア系の男がさ、店に入ってくるなり、かね!かね!ってさ」
私:「こえー!そいつは、武器もってたの?」
N:「ナイフを構えて、突然入ってきたんだよ。」
私:「そりゃ、不味いやん。それで、どうなったの?」
N:「そこの店長がさ、けっこう良い体格した空手の有段者でね、めっちゃ強いのよ。
相手が小柄で弱そうだったんで、勝てる!と思ったらしいんだよ。」
私:「それで、店長はどしたの?」
N:「ごるぁああ!って逆切れして威嚇したらしい」
私:「ほぉ~、勇敢だね。っていうか、そんな店長って、客もびびるよね
()
N:「そしたら、強盗は逃げてったらしい。結局、被害はゼロだったんだよな」
私:「そっかー。無事でよかったなー、社内表彰レベルだね。」
N:「ところがさ、その武勇伝を本社に報告したらね、社長から思いっきり怒られたんだと
()

 

この店長、なんで社長に怒られたんでしょうか?
実は、そこに企業の危機管理の要諦があるのです。

 

 

【何を守りたいのか?】

 

私は、政治家でも、思想家でも、市民活動家でもありませんが、最近の安保法制の議論については、皆さんと同様に色々と思いを巡らすことがありますね。

 

かなり以前からですが、テレビを観ておりますと、政治家や評論家等が「国益」と いう言葉を頻繁に口にするようになりました。

「国益に資する為に」という言葉を聞くと、なんとなくのイメージで、それがとても重要だと感じますよね。そして、あたかも「そんなの当然、みんな分かってることだろう」という「得体の知れない空気」があります。

 

でも、「国益」って、具体的に何を指しているのでしょうか?

この重要な「国益とは?」という理解の仕方を、我々日本人は、まだまだ議論し尽してないのかもしれませんね。
それぞれの立場で、日本人にとって「大事な物」の優先順位の付け方が、違っているのでしょうかね。

 

ある人は、「国民の生命・自由・幸福追求の権利」が一番大事だと思ってるかも知れませんし、またある人は「領土だ!主権だ!アイデンティティーだ!」と言うかも知れません。
いやいや「日米同盟だ!」と思っている人も、少なからずいるようですね。

 

危機管理の観点から見ると、実は、「守るべきは何か?」の合意が形成されていないというのは、非常に大きな問題なのです。それが決まらないと、効果的な危機管理の仕組みを構築することは出来ません。

 

だからこそ、安保法制の議論は、喧々諤々、紛糾するのだと思っています。私達は、さまざまな違った価値観のせめぎ合いに直面しているのかも知れませんね。

 

 

【企業にとって、守るべきは?】

 

 

企業の危機管理標準を策定する際にも、まったく同様の議論が必要です。自分達が勤めている会社にとって、「何が大事なのか」という共通の価値観を醸成しておくことが、非常に重要です。

多くの場合、経営者が「何を大事だと思っているか」が、危機管理体制に色濃く反映されるのです。

危機管理体制が、そもそも無い・・・なんていう会社は、社長さんが自分のことしか考えない人かも知れませんから、従業員の皆さんは早めに転職しましょう ね。

 

経営者にとって最も大きな不安は、赤字決算・廃業・倒産ですよね。つまり、「何が起こったら、会社が無くなってしまうのか?」というところから、議論を始めるべきだと思っています。

 

「何が起こったら、会社が無くなってしまう」のでしょうか?
多くの経営者の皆さんが、経験的に知っていることがあります。

 

それは、「信用を失ったら、全てを失う」ということです。
企業の危機管理標準は、事業の核心的利益の根幹である、「信用」を維持する為に、議論さ
れ、策定され、運用されるべきものなのです。

逆にいえば、損益計算書の短期的な利益確保の為に、大事なものを犠牲にして「信用失墜」を招いた経営者は、事業の幕引きを余儀なくされる可能性が高いと言わざるを得ません。

 

そんな大事なものとは一体なんでしょうか?
それは、「人」です。企業の海外危機管理で最優先すべきことは、「人への安全配慮」なのです。

 

 

【海外危機管理の要は、海外人事です】

 

 

海外に進出している企業は、危機管理体制の一部として、「海外危機管理体制」を整備しておくことは、今や常識化しつつあります。

 

「海外危機管理体制」なんて、そもそも無いという会社は、経営陣が「海の向こうのことは知らんぷり、俺たち安全な日本にいるから大丈夫」と思っているかも知れませんから、駐在員の皆さんは早めに転職しましょうね。

 

海外進出には、国内には無い様々なリスクが伴います。それは、業態によっても、進出先国によっても違います。

海外駐在員の安全配慮義務の遂行は勿論の事、帯同家族、出張者、現地従業員の安全も配慮する必要があります。

 

窃盗、強盗、レイプ、誘拐、詐欺、労働争議、現地官憲による不当拘束、紛争、テロ、反 日暴動、感染症、メンタルヘルス、賄賂要求、企業脅迫、情報漏洩、従業員の不正行為、訴訟、地震、津波、洪水、火災、竜巻、大気汚染、交通事故、・・・・・・・
数え上げたらきりが無い程、多種多様なリスクを想定しておかなければなりませんよね。
まさに「渡る世間は鬼ばかり」です。

実は、海外人事機能には、危機管理上の重要な役割があるのです。

それは、海外事業運営を健全に維持できる「人材を採用・発掘・開発」し、「適切に処遇して動機づけを維持」し、「法律」に則って、「円滑に安全に赴任・帰任」させるということです。

その基本的な機能が整備されていないと、赴任先で様々な不具合が生じます。場合によっては、海外事業のみならず、会社全体の事業に支障を来す恐れがあります。

 

日本本社では、危機管理の責任者は、多くの企業で経営者とされています。

しかし、遠く離れた海外事業所においては、事実上、その役割を駐在員が担っているのです。

 

海外人事は、海外事業所に「経営者・危機管理責任者」を送り込む仕事をしているんですね。

 

次回は、 このコラムの最終回となります。私自身の「海外人事に寄せる想い」を、皆様にお伝えしたいと思います。

 

 

家族がいる場合の海外赴任は単身or帯同どっちが望ましいか!?(海外引越よもやま話)

2019.10.01

 

家族がいる場合の海外赴任は単身or帯同どっちが望ましいか!?

近頃では予算の問題も考えて単身で赴任させる企業が増えているようです。全てコストで考えるのどうかと思いますが、実際には「単身」か「帯同」かで選択しなければならない方も多いかと思います。

帯同での赴任の場合は、家族がいるのに単身で行く場合、会社から補助あるとは言え、はやり日本と海外で別々に生活があるのでどうしてもコストが加算でしまいます。

そこで、今回は配偶者や家族がいるのに海外赴任しなければならない場合、どちらが良いのかを考察していみたいと思います。

元々の考えたによって異なる海外赴任

そもそも論になりますが、海外赴任の辞令が出た際の受け方として2通りあると思います。

①本人が希望していた

入社前から海外働くことを希望しており、駐在生活を夢見ていた人

 

②青天の霹靂

海外駐在生活など夢も見ていなかったが思いもよらず白羽の矢が当たり、駐在員になってしまった人

 

結論から言うと、帯同で行けるなら行った方がお勧めです。

ア)まず、精神的安定になる

海外駐在員生活、とても閉鎖的な社会。そのため家族が支えになります。会社も日本人の人数が少ないのでとても弊社的。だからこそ、一旦人間関係がこじれると大変。また、ローカルスタッフと接してばかりいるととても日本が恋しくなります。そんなとき家族がある間違いなく支えになるでしょう。

 

イ)生活に健全になる

単身で駐在するとついついお酒を飲みにったり、食事に偏りが出たり不健康になりがちです。家族がいないため休みのだらしない生活を送ったりする方も多いようです。そのため、家族が近くにいることで健康な生活になるでしょう。

 

家族帯同のデメリット

①子供の教育

やはりお子様がいる場合は、教育が心配です。日本人学校に通えど、全てが日本と同じとは言えません。学習塾も選べないですし、幼稚園も選べないなどのデメリットがあります。また、インターナショナルスクールに通うにしてもかなり高額な学費になります。そのため、教育の点においては不安が残ります。

 

②現地に馴染まない

ご家族の中にはどうしても、現地に馴染まない方もいます。食事、環境など理由は様々です。家族が心身ともに健康でないと、どうしても仕事に影響が出てきます。平日、週末など海外だからこそ日々フォローが必要です。

 

さて、今回、簡単にお伝えしましたが、帯同での赴任が選べるのであれば、家族での赴任をおすすめします。

ただ、家族が希望していない場合もありますので十分に対話を重ねてくださいね。

今回はここまで・・・

 

 

 

 

【連載】失敗から学ぶ海外人事(第 27 話 強盗だー!でも、直ぐに助けはこない!)

2019.10.01

 

 

 

27 話 強盗だー!でも、直ぐに助けはこない!

 

 

今回は、海外での身近な危機管理について、考えてみましょう。

 

私は、メキシコ工場立上に従事していた頃、最初はアメリカ側のホテルに滞在しておりました。立上部隊の若手三人で、いつもの様に夜遅くまで、私の部屋で愚痴を言いながらビールを飲んでおりました。
12 時も過ぎた頃、同僚の二人は、それぞれの部屋へフラフラと帰って行きました。

 

彼らが私の部屋を出た、僅か 2-3 分後・・・・
ドアをノックする音が聞こえました。酔っていた私は、同僚が忘れ物でもしたのかと思って、躊躇なくドアを開けてしまいました・・・

 

「しまったぁ・・、開けてしもうたぁ・・おかあちゃん、ごめん!先立つ不孝をお許しください・・」と、心の中で叫んでいました。なぜなら、ドアを開けた向こう側には、屈強な大男が3人、憮然とした表情で立っていたからです。

 

「強盗だ・・・俺は、ここで死ぬんだ!あーー、どうしてドアを開けちゃったんだろう・・・、妻よ、息子よ、娘よ、、さようなら!お父さんは、あなた方を心から愛してるよ!」

 

こういう場合、泣けど叫べど、助けはこないのです。
どうしましょうかね・・・

 

私は、突然の危機に、茫然と立ちすくんでいました。あまりの恐怖に、全てがスローモーションで、思考が停止し、動くことすらできませんでした。

 

やがて、三人のうちの一人が、私に向かって言ったのです。

 

OhWe are very sorry, Wrong room.
(すんません、部屋まちがった。)

 

私は、ドアを静かに閉めて、生まれて初めて神様に感謝したのです。

 

翌朝、ホテルのレストランで、どっかの大学のアメリカン・フットボール選手たちが、もりもり朝飯を食ってるのに出くわしました。たぶん、遠征に来てたんでしょうね。

 

そのうちの一人が、朝食中の私を見つけて近寄ってきました。私の部屋を、ノックした若造
でした。

 

Sorry last night.But,I am not a bad guy!HaHaHaHa!
(昨晩は、ごめんね。でも、俺は悪者じゃねぇよ。がっはっはっは!)
と言って、バカ受けしながら、私の肩を叩いて行ったのです。

 

笑い話で済んで、よかったですわ・・・

 

 

【ホテルのドアを開けさせる、さまざまな手口】

 

 

海外のホテルに宿泊する場合、ドア一枚が生死を分ける境界線になることがあります。
ドアをうっかり開けてしまった為に、強盗に殺されたり、女性がレイプされた事例がありま
す。

ある時は、ルームサービスのフリをして、ドアを開けさせようとします。また、ある時は、シャワーの修理に来たと称したり、あの手この手で、部屋に侵入しようとするのです。

 

プロの犯罪者は、ターゲットの心理状態を巧みに利用します。

私が経験したように、顔見知りやルームサービスが部屋を出た直ぐ後に、ドアをノックすると、「引き返してきた」と勘違いして、ついうっかりとドアを開けてしまう心理を利用したりします。
開けてしまったら 、電撃的に襲撃が行われますから、素人の私達には、どうしようもないのです。

 

 

【置き引き・スリは、日常茶飯事】

 

 

「今、何時ですか?」
ある国の空港のベンチに座っていると、おじさんに肩越しに背後から訊かれることがあります。

親切なあなたは、後ろを振り返って、時間を教えてあげるのです。
次の瞬間、あなたが隣の座席に置いていた、バッグが忽然と消えていたりします。当然、時間を訊ねたおじさんと犯人はグルなんですが、既に逃走してしまっています。

 

「あーー、しまったー。赴任前の研修で、荷物は体から離してはいけないと、習ったはずだ ったのにぃ・・」

と、後悔しても遅いですよね。航空券、パスポート、携帯電話、財布、クレジットカード・・・
全部盗られちゃったら、どうすることも出来ませんね。

 

バッグを盗ま れたら 、 身分証明すら 出来ません。空港職員に助けを求めても、言葉が上手く通じません。 飛行機に乗り遅れても、次のフライトの予約すら出来ません。ビジネスの予定は、全てキャンセルになりますよね。あっ、その日のホテルも予約できませんから、空港で夜を明かしますかね。

 

直ぐには、誰も助けに来てくれませんよ。日本の海外人事に国際電話して、ピックアッ プしてくれる迄、待ちますか?どうしますか?

 

私は、物語を語っているのではありません。
このコラムを読んで頂いている、多くの海外経験者の皆さんが、「そうそう、そうなんだよなぁ」と、相槌を打って頂いていると想像しています。

 

 

【最大の敵は、何か?】

 

 

プロの犯罪者は、仕事をする際に、相当のリスクを負いプレッシャーを感じています。最大のプレッシャーは、仕事に失敗し、警察に捕まる可能性です。いわば人生全てを、最悪の場合は自分自身の命を賭けて、犯罪行為を行うのです。

 

もし、あなたがプロの犯罪者だったら、どういう人をターゲットにするでしょうか?

私なら、「狙いやすい奴を狙う」を徹底しますね。

 

実際のプロの犯罪者も、同じ心理が働いています。リスクを低減する為に、「狙いやすいターゲットを探す」のです。

 

屈強な男性より、弱そうな男性。素面の男性よりは、酔っぱらってる男性。男性よりは、か弱い女性。女性よりは、老人や子供。
という具合に、より狙いやすくなっていきますよね。狙いやすいターゲットを、「ソフトターゲット」と呼んでいます
 。

 

彼らの判断は、相対的な比較に基づいています。犯行の場所において、より「防備の脆弱な人」を候補に挙げて行くのです。

 しかし、彼らが最終的にターゲットと決めるのは、どういう人でしょうか?

 

それは、「油断してる人」なんです。

 

これは、全世界共通の「ソフトターゲット」なのです!
プロの犯罪者達は、「油断してる人」を探し出すのが、天才的に上手なんです。ターゲットの選定が上手くいけば、仕事の半分以上は終わったようなもんです。

 

まさに、「油断大敵」ですね。

 

 

【本社は、何も出来ない】

 

 

海外で、出張者や駐在員が犯罪に巻き込まれたとしても、実は、本社にいる海外危機管理担当部門は、 「直ぐには、何も出来ない」のです。
なぜなら、現場は、飛行機乗って行かなければならない、遠く離れた異国の地だからです。

 

だからこそ、駐在員に赴任前研修で、「自分の身は、自分で守る」を深く心に刷り込んで置かなければなりません。

犯罪被害に遭ったとしても、直ぐには誰も助けに来ない事の重大さを、駐在員全員に、よぉーーく理解させておかなければならないのです。

 

ひったくりが盛んな国もあれば、強盗で有名な国もあります。色仕掛けで、睡眠薬を飲ませて身ぐるみ剥ぐ犯罪グループが問題となっている場合もあります。

途上国では、誘拐が頻繁に発生している地域もありますよね。

 

国よって、警察に頼っても良い場合もあれば、警察が犯罪グループに加担しているような国もあります。警察官が正義の味方だと、 100%信用できない現実もあるのです。

 

自分自身が赴任する国での、犯罪被害の特性を良く頭に叩き込んで、被害に遭わない為の極意を学んでから渡航することは、非常に重要なことですよね。また、犯罪被害に遭ってしまったらどうするかを、予め準備しておくことも重要です。

 

最近は、海外赴任前の良質な危機管理研修を提供しているコンサルティング会社があります。専門家のレクチャーを受けることは、駐在員・帯同家族、そして会社としても、とても有益だと思います。

 

 

【最後に、一言・・・】

 

 

日本企業の駐在員に選ばれる人達というのは、ご家族も含めて、非常に真面目で親切で善良です。

そういう人達が、社命を受けて慣れない異国の地で仕事をし、生活しているのですから、企業は決して安全配慮義務を忘れてはなりません。

 

 さらに、駐在員の派遣は、単なる実務担当者ではなく、会社の屋台骨を支える海外事業所の経営者を送り込むという感性が必要ですね。

海外駐在員の業務上・生活上の安全を確保することは、企業にとって、海外事業の安定性を確保することに直接繋がると思っています。

 

次回は、「海外危機管理の要諦」について、考えてみます。

 

 

 

インドネシア駐在妻の御用達のパパイヤフレッシュギャラリーとは!?(海外引越よもやま話)

2019.09.28

 

 

日系スーパーマーケットの老舗「パパイヤ フレッシュギャラリー」

最近人気のジャカルタへの赴任。ひと昔前では、帯同する奥様もインドネシアに行くのは不安があったようですが、近頃では、かなり生活もしやすくなり人気が出ているようです。

 

やっぱり、駐在生活をおくるようになれば、どうしても日頃通う必要のあるスーパーは気になるところです。そこで、日本人御用達のスーパーマーケットを紹介します。

 

海外引越し会社として、お荷物の配達時にスーパーマーケットを聞かれることがあります。その際に、個人的よく教えていえるスーパーマーケットを今回は取り上げてみたいと思います。

 

スーパーマーケットと言っても多くの会社があります。安めの店から高級店まで。もちろんローカルのスーパーマーケットもありますが、どうしても日系のスーパーマーケットをお薦めしたいところです。

 

そこで、今回取り上げたいのが、日本人駐在員に有名なのが、老舗「パパイヤ フレッシュギャラリー」(以下、パパイヤ)という日系スーパーです。

 

確かにここに行くと多くの日本人に会いますね・・・。

実はこのパパイヤは店舗展開をしているんです。首都ジャカルタだけでなく、バリ島やスラバヤにもあり、現在で12店舗も展開されていると言われています。

実はこのパパイヤはインドネシアで25年近くの歴史があるんです。しかも、第1号店はジャカルタではなくスラバヤでオープンしたというから、創業者も根性があると言えます。

 

何でもそろっちゃうパパイヤ

さて、パパイヤの魅力は何でも揃うこと。特に日本食の食材も豊富にそろっています。

その分価格も高いため、日本人駐在員やその家族や日本食の高級食材を求めるローカルを顧客ターゲットにしているように思われます。ですが、あまりローカル人が購入しているイメージは少ないので日本人がメインターゲットになるはずです。

優れている点は、いつもお店が清潔で綺麗。そして、POPも日本語でも書かれているのでとても親近感があります。

 

品揃えも、お土産からお菓子、お米や味噌、豆腐に納豆、おそばやうどん、ラーメンもありますし、こんにゃくなどもあっります。本当に日本のスーパーようです。個人的には、日本語フリーペーパーも置いてあるので、私は買い物ついでに日本語フリーペーパーをもらってかえることをルーティンにしていました。

 

個人的には日本へ戻る時のお土産の購入にはとてもオススメできると思います。お土産に行かなくても何でも揃うのでとても重宝すると思いますよ。(^^)/

 

営業時間

営業時間は店舗によって異なっていますが、9:00~21:00 or 22:00くらいまでやっています。個人的には仕事帰りにもよって帰ることごができたのでとても準備に感じます。

店舗情報など詳しく乗っているサイトがありましたので以下に紹介しますね。

 

インドネシアの日本食スーパー『パパイヤ』に行ってきた

 

パパイヤで働く日本人

また、パパイヤで働く日本人もいるようです。youtubeにアップされていまいましたので紹介しますね。

 

海外赴任成功の秘訣は異文化適応力!?(海外引越よもやま話)

2019.09.26

駐在員の多くは赴任人に異文化適応力が不足していたこと実感した!?

海外赴任が決まると、会社によっては支援があり色々な研修などが用意されているかと思います。少し古いデータになるが、産業能率大学の調査よれば、海外赴任が決まる前後に勤務先の会社で何らかの教育を受けたという人は81.0%。

 

具体的には「リスク・安全対策」が59.8%で最も多い。そして「英語」が51.6%、「赴任先の業務知識」50.9%、赴任者との交流」47.9%と続いている。

そして、海外赴任中に会社から何らかの教育を受けたという人は66.0%おり、「英語」が49.4%で最も多く。「リスク・安全対策」42.7%、などが多かった。

 

しかし、赴任者85.2%が「海外赴任中に不足を感じた知識や能力があった」と回答しているのは驚かされる。

特に「英語力」が37.1%や異文化適応力は36.2%で不足を感じたという人が多いことは驚きである。

 

英語に関しては、実践で使うしかいないし、切羽詰まれば何とかなるものだと思う。

しかし、異文化適応力の36.2%という数値に注目したい。

 

この不安はどのようにすれば解消できるのであろうか?

 

 

参照:海外赴任経験者、6割が「帰任後の自分について不安に思ったことがある」

https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1110/11/news048.html

 

 

 

解消方法を現地の日本人スタッフに聞いてください!

異文化適応力を座学で研修しても、実践で活かせるかはわかりません。

しかし、弊社のグループには現地で採用された、たくましい日本人スタッフが沢山います。

 

もし、マイグローバル・ジャパンの海外引越をご利用いただければ、もれなくメンタルマッチョな日本人スタッフがお荷物を届けにいきます。かれらはローカルスタッフと一緒に働き、同じ釜の飯を食う。粋な日本人です。

 

勿論、異文化適応力、抜群の人間が揃っています。

 

異文化適応力に不安があったことが調査によってわかっているので、是非、弊社のスタッフに実践的に使える異文化適応力を聞いてみてください!

 

 

メンタルがやられる海外赴任者の特徴(海外引越よもやま話)

2019.09.20

★真面目な人ほど危険な海外赴任!?

真面目というのは、日本では美談ですよね。もちろん不真面目よりも真面目の方が良いに決まっています。しかし、真面目な人の多くは生真面目なんです。

 

その生真面目な性格は海外駐在員として仇になることもあります。なぜなら、真面目であればあるほど、”べき論”に走りやすいと思います。

「何故、そうしないのか」「違うだろ本来こうあるべきだろ」など、ついつい”べき論”に走りがちなです。

 

そうすると、直ぐにメンタルがやられてきます・・・・。間違いないです!

 

私の経験からも見ても、日本の常識は海外で非常識なことも非常識ばかり。

外国人スタッフが、日本のルールに全て従うと思っていると大間違い!!!

 

これって、会社だけでなくて、日常の海外生活で頻繁におこることなんです。

例えば、コンビニでも国によっては横入りするのが当たり前ですし・・・。タクシー乗っている最中ずっと携帯で話しているドライバーいたりして・・・。

 

もちろん、仕事で言えば、外国人の”わかった”ほど、当てにならないものありません。

だからと言って、直ぐに腹を立てたり、ストレスに感じてはいけません。

 

なぜなら、文化が違うからです。文化の違う国で育ったのだから、考えて方や行動が違っても仕方ありません。

そのくらい、懐を広くもつ必要があります。

 

まず、相手に歩み寄っていくことは大切なことだと思います。

拒む態度よりも受け入れる姿勢。ここが違いだと思います。

 

下に面白い記事がありましたのでご参考にしてください。

 

 

「生真面目で頑張り屋」ほど危ない海外赴任
メンタルの健康を保つ「6つのセルフケア」

https://toyokeizai.net/articles/-/125766

 

(さらに…)

女性必見!海外生活面の安全対策(海外引越よもやま話)

2019.09.04

女性必見!生活面の安全対策

希望が膨らむ海外生活ですが、日本と同様の意識ではいけません。そこで今回、とくに引越が済んだ後に強烈に意識しなければならない内容を取り上げたいと思います。

 

まずは周囲の環境を知ること!

まず自宅周囲の環境を知ることが何よりも先決。狭い通りや人気の少ない場所。例えば一方通行などの道路事情など、地域に長く住まないとわからないことが沢山あります。知り合いなどにしっかりと教えて土地に情報を教えてもらうことが大切です。見知らぬ地で土地勘がない場合、現地ビギナーだとばれやすいので注意しましょう。

 

ライフラインを押さえること!

ついたらまずすることは、警察,病院,消防などの位置や連絡方法・利用方法を確認することです。の知人宅の位置,連絡先も確認しておくほうがより安全です。思わぬトラブルに巻き込まれることや、怪我や病気になること。さらには火災に巻き込まれる可能性もあります。日本の常識は世界の非常識。何があったもおかしくありません。そのためには海外生活で初めにやるべきとは、ライフラインを押さえる。これにつきます。

 

現地の習慣や価値観に配慮すること!

海外生活は文化も宗教も異なる国で生活します。そのため、現地の習慣や価値観を考慮する必要があるでしょう。日本では当たり前の恰好でも、派手な生活や現地の人々の反感を買う場合もあります。さらに良好な人間関係を保つように努力することも重要です。 日本では新しい住宅に移り住む時,ちょっとした手土産を持参し近所に挨拶して回りますが,海外においてはそのような習慣はありません。

しかし,地域の習慣にもよりますが,敷地内に勝手に入ったことで気分を害する人もいます。管理人など先方が信頼している人と一緒に挨拶に行ってみることも効果的かもしれません。

 

下記のサイトには詳しい情報の掲載があります。

(海外赴任者のための安全対策小読本 「外務省 領事局 邦人テロ対策室」

 

 

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