家族がいる場合の海外赴任は単身or帯同どっちが望ましいか!?(海外引越よもやま話)
2019.10.01
家族がいる場合の海外赴任は単身or帯同どっちが望ましいか!?
近頃では予算の問題も考えて単身で赴任させる企業が増えているようです。全てコストで考えるのどうかと思いますが、実際には「単身」か「帯同」かで選択しなければならない方も多いかと思います。
帯同での赴任の場合は、家族がいるのに単身で行く場合、会社から補助あるとは言え、はやり日本と海外で別々に生活があるのでどうしてもコストが加算でしまいます。
そこで、今回は配偶者や家族がいるのに海外赴任しなければならない場合、どちらが良いのかを考察していみたいと思います。
元々の考えたによって異なる海外赴任
そもそも論になりますが、海外赴任の辞令が出た際の受け方として2通りあると思います。
①本人が希望していた
入社前から海外働くことを希望しており、駐在生活を夢見ていた人
②青天の霹靂
海外駐在生活など夢も見ていなかったが思いもよらず白羽の矢が当たり、駐在員になってしまった人
結論から言うと、帯同で行けるなら行った方がお勧めです。
ア)まず、精神的安定になる
海外駐在員生活、とても閉鎖的な社会。そのため家族が支えになります。会社も日本人の人数が少ないのでとても弊社的。だからこそ、一旦人間関係がこじれると大変。また、ローカルスタッフと接してばかりいるととても日本が恋しくなります。そんなとき家族がある間違いなく支えになるでしょう。
イ)生活に健全になる
単身で駐在するとついついお酒を飲みにったり、食事に偏りが出たり不健康になりがちです。家族がいないため休みのだらしない生活を送ったりする方も多いようです。そのため、家族が近くにいることで健康な生活になるでしょう。
家族帯同のデメリット
①子供の教育
やはりお子様がいる場合は、教育が心配です。日本人学校に通えど、全てが日本と同じとは言えません。学習塾も選べないですし、幼稚園も選べないなどのデメリットがあります。また、インターナショナルスクールに通うにしてもかなり高額な学費になります。そのため、教育の点においては不安が残ります。
②現地に馴染まない
ご家族の中にはどうしても、現地に馴染まない方もいます。食事、環境など理由は様々です。家族が心身ともに健康でないと、どうしても仕事に影響が出てきます。平日、週末など海外だからこそ日々フォローが必要です。
さて、今回、簡単にお伝えしましたが、帯同での赴任が選べるのであれば、家族での赴任をおすすめします。
ただ、家族が希望していない場合もありますので十分に対話を重ねてくださいね。
今回はここまで・・・