ジャカルタ駐在家族の生活費はどのくらい(海外引越よもやま話)
2019.10.26
80~90年代初頭にかけての海外赴任と言えばアメリカや欧米諸国。90年代~2000年の前半までは中国。ここ6~7年は東南アジアというかたちで海外進出する企業が多いのではないでしょうか。その中でも、東南アジアで言えば、タイ、シンガポール、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどが多く、近頃ではカンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピンなどへの駐在員も増えているように思えます。
赴任者としては、海外赴任として気になるのが現地での生活。その中でも、住居などの生活環境は大変気になるところです。また、帯同家族がいればなおさらのはずです。個人的には大好きな国ですが、東南アジアの中でも少し、駐在する帯同家族の中でも気になってしまうのがインドネシア。海外引越会社の立場としても、ジャカルタに赴任されるお客様から、現地生活について頻繁に質問されます。その理由は、シンガポール、タイなどに比べ、情報がベールに包まれているためではないでしょうか。
また、過度の渋滞や車が無いと生活ができない点などを考えると不安に感じるようです。そこで今回はインドネシアの駐在生活費を解剖することで少しでも現地生活を理解してもらえばと思い生活のイメージをもってもらいたいと考えています。
ジャカルタ駐在生活コストの注意点!
1. メイドのコストが掛かる
帯同家族で赴任している方の多くは、メイドを雇っていることが多いです。インドネシアではメイドにたいしても退職金がの必要性やラマダン時のボーナスが必須でそれも念頭に入れておく必要があるでしょう。
2. 食費が思った以上にかかる
私の経験でも、青果物などは比較的高い印象。特に日本人向けのスーパーの場合は意外に割高。屋台などは安くても、家族で行けるような場所となるとそこまで安い印象はない。
3. 通信費は意外に安い
インドネシア国内の分は安いが、とにかくに通信状況は不安定。私自身もジャカルタでは雨が降るだけでも通信状況が悪くなった経験もあります。目安としては通話&データ込みプラン1か月800円程度~で比較的安い。
4. 通学や習い事の交通費が結構高い
私自身は子供がいないため、通学の交通費の相場はわかりませんが、5万円くらいかかることもあるとのこと。通学バスをお願いするとさらに月3万とのこと。随分高いですね。
もし、詳細は知りたいかたは以下のサイトに行くとさらに情報が知れます。
(転載:ジャカルタ駐在家族のリアルな一か月分の生活費っていくら?)
重ねてジャカルタの物価についても転載しておきます。今後駐在されるかたは目を通しておいた方が良さそうです。
(転載:【2019年版】日本とジャカルタの物価の比較)