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株式会社マイグローバル・ジャパン

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海外で生活する前に知っておきたかったコト!Overseas Tips

安さだけを考えると逆に高くつくこともある(海外引越よもやま話)

2019.10.24

 

海外引越し値段で決めたら痛い目に・・・(失敗事例)

今回は、初めて海外引越をするときにお客様が失敗するケースをご紹介します。

 

まず、マレーシア移住を決意した方のお話です。今回は仮に名前はAさんとでもします。

Aさん実は今回が海外引越は初めて、インターネットで検索すれば、どうしても大手物流のN社や宅配便のY社、そして海外引越のC社などが出てきました。そこで、早速、N社とY社に見積依頼をしました。

 

その後、各社の営業担当の方が家まで来てくれて、家財の物量を把握し、その後、海外引越についてのレクチャーを受けました。海外引越に主に2つの方法があり、1つは飛行機で運ぶか、船で運ぶか。俗にいうる航空便と船便というやつです。

 

荷物が少ない方が安くなるということは、知人からも聞いていたので、Aさんはできる限り家財を減らすため、友人や親戚などに譲り、荷物を少なくしていたそうです。高いお金を出して購入したTVや冷蔵庫、ソファーなどできる限り、かさばる荷物から手放したのです。

 

国内引越とは違う海外引越

そもそも、海外引越は国同士の荷物の行き来なので、税関を通る必要があります。もちろんパッキングリストは荷物の英語でなければなりません。さらには、禁止されている食料品や動植物、医療品、薬品があると家財が通関できません。

 

通関時にX線などを通る検査の際に何か禁止物などがあれば、罰金か何かしら追加の料金や廃棄処分になります。荷物が出国できない要因になるだけでなく、かなり遅延になります。

そして、一番の違いは価格!そもそも、海外に家財を運ぶわけですから、国内引越とは値段が違います。

まぁ、当然と言えば当然ですが、個人負担の方だと驚くかもしれません。

 

見積を取る人の腕が重要

海外引越の場合、見積提出前の下見する営業の方の腕が重要になります。最終的なお荷物量は、引越荷物が運び出す超區全にならないと実際の容積や重量がわからないので、最終的な金額がより高くなる場合も安くなる場合もあるのです。

 

しかし、見積より安く済めばいいですが、高くなってしまったら予算オーバーになりかねません。

そこで大切になるのが下見にくる引越業者の営業担当者の下見の腕です。経験が豊富の方であればかなり正確な物量を教えてくれます。まず、見積をオーバーすることもありません。

 

もっと安くならないのか?

さらに安く済ませることはできないのか?どの会社とは明確にわからないが、噂によればパッキングリストの作成や梱包作業を全部る代わりにやることで、安くサービスを提供してくれる海外引越業者があるらしいのです。

仮にC社とでもしておきましょう。そのAさん、夫婦で役割分担すれば何とかなると思い。見積を見て即決。安さに負けて思わず決めてしまったらしいのです。

 

まず、自分で段ボールも調達しなければならず、近くのスーパーなどにいって段ボールをもらったきたらしいのです。

 

計画は1週間で引越し準備を終わらせる!

まず、手でもっていくもの。航空便で持っていく物、船便で持ってい物に仕分け。その後に梱包作業に進む予定。

 

役割分担は、A氏の妻が荷造りし、梱包役。A氏はパッキングリストをつくり、段ボールに番号を記載する係。E-チケットも既に購入しており、渡航まであと30日。まだ時間があると高を括っていたので最悪のはじまり、とはこの時は知る余地もありません。

 

とにかく、お尻は既に決まったことだし、引越準備を進めよう!まずは、ホームセンターで買い出し、エアキャップ(プチプチ)やガムテープを購入。

パッキングしていくのですが、まず、椅子にエアキャップで覆とした瞬間。

椅子が激しく倒れて、早速床が凹みました。

本も段ボール一杯に入れたところ、持ち上げられません。

最終的に一番小さい箱に入替。

 

また、作業をする時間がない。なぜなら、子供が小さく5歳と3歳のため、寝静まってからでないと作業もできない。

しかし、夜遅くの作業は、日中の仕事もあるから疲れてなかなかはかどりません。

 

土日は遠方の妻の友人が会いに来てくれたり、しばらく会えなくなる両家の両親と娘達との大切な時間に当てたりで、刻一刻とその日が迫って来る中、最後の1週間はほぼ寝ずに妻と2人で毎晩黙々と作業をしました。

船便出荷の前日の夜も延々と作業し気がつけば朝が来て、まだ作業が終わらないうちにとうとう引越業者が到着してしまいました。

僕はまだ残っている細々したものをプチプチで梱包する作業に追われ、妻は一つ一つの荷物の重量を体重計で測りながら荷物に直接マジックで番号を書き、何が入っているか書いて貼っておいたメモと荷物に書いた番号をスマホで撮影していく作業をしながら、業者がガンガン荷物を運び出す鬼ごっこで追い込まれ、最後は業者さんがプチプチの梱包作業も手伝ってくれながら、何とか船便を全てトラックに積んでもらうことが出来ました。

折りたたみテーブル×2台、分解したパソコンデスク×1台、妻の幼少期に買ってもらった電子ピアノ×1台、シルバーラック×1台、小さな棚×1台、分解したハンガーラック×1台、新しく購入した洗濯物干し台×1台、木目調のカーペット×1枚、衣類の詰まった圧縮袋×14袋、プラスティックケース×9個、自転車×1台、子供用自転車×2台、食器や小物など大小様々なダンボール×約70個。

文字で書くとあっと言う間ですが、睡眠不足と間に合わせないといけないプレッシャーで2人共心身ボロボロの状態で、トラックが走り去った後のことはあまり記憶にありません。

後は撮影した荷物の番号とメモを見ながらパソコンでパッキングリストを作成しメールで添付してE社に送信し船便はコンプリートでしたが、朦朧とした中番号が一つ抜けていてそれが実在するのか単純に飛ばしてしまったのか分からないままE社がうまく処理してくれて何とか無事終了。今回の海外引越の一番の功労者は間違いなく妻です。

僕等の場合、船便の荷物がトラックで神戸港に運ばれて、コンテナの混載作業の末、港を出発するのは10月末でそこから約1ヶ月かけてオランダのロッテルダム港に運ばれるのです。

まず頭に浮かんだのは船乗りさんは全然家に帰れないんだなぁということでした。

10月14日に家を出た荷物を10月24日の飛行機で追い抜いて、約1ヶ月後にオランダで迎え入れます。

ロッテルダム港からオランダの自宅までの運搬も現地業者が行ってくれるということで、輸送費、通関料、通関手数料など総額は約50万円!

それと積み忘れた荷物や追加で購入した荷物がダンボール3箱となり、郵便局から船便とSAL便で発送し、その費用が約3万円。そして出発前日に郵便局から船便で送ったダンボール8箱の費用が約15万円。合計約68万円ということで結局大手の引越業者に全部任せた方が良かったんじゃないか?という後悔の念にさいなまれる日々となってしまいました。

船便を出荷してホっとしたのも束の間、出発までは部屋からの完全撤去作業の日々で、またまた4、5日ほとんど寝ずに整理し、持って行かないけど置いておきたいもの、引き取り手がないもの、捨てるにはもったいないものなどを実家の空き部屋に放り込ませてもらい何とか初めての海外引越を終えることが出来ました。

あの地獄の日々が今までで一番辛く、思い出すだけでぞっとします。

海外引越し荷物保険を考察する!!(海外引越よもやま話)

2019.10.17

 

 

何故、引越荷物保険が必要なのか!?

通常海外引越しをする方のほぼ全員が引越し荷物保険に入ります。その理由は、輸送中の万一の損傷や紛失に備えるためです。海外引越し使用者は通常、航空便、船便ともに引越荷物保険に加入します。

 

 

特に海外引越しの場合には、必ず入っておいたほうがいいです。特に船便の場合は、お荷物到着まで国にもよりますが1ヶ半月位を要します。海上で荒波に襲われることもありますし、天候によって台風に遭遇することもあるはずです。激しい横揺れによって家財が破損することは決して珍しくありません。

 

 

また、家財の入っているコンテナが到着しても安全というわけではありません。海外でコンテナを置いている場所が大雨に見舞われて水に浸水することもあります。このように海外に家財を海外に運ぶことは、必ず破損や紛失などのリスクを伴います。そのため、必ず引越荷物保険に加入することをオススメします。

 

 

しかし、いくら保険があるとはいえ、お金や有価証券、生動物は対象にはなりません。貴重品や、宝石類、貴金属に関しても、リスクが高すぎるために必ず手荷物として持っていってください。

 

 

種類を知らないと意外と手間な海外引越保険

引越荷物保険は通常、海外引越会社が申込書の用紙などをもってきてくれます。また、ご本人の代わりに海外引越会社が加入手続きなどもおこなってくれる場合がほとんどでしょう。また、荷物保険は海外引越し会社によって、提携している保険会社がことなるため、申込の方法も異なります。

 

大きく分けて以下の2つのタイプが挙げられます。

 

①アイテム毎に詳細に保険を掛けるタイプ

このタイプですと、保険を必要とする荷物1ずつに掛ける必要があります。そのため、洋服、家電などの保険を掛けるアイテムを明確にする必要があります。引越し家財が増えれば増えるほど、保険を掛けるためには付保対象のアイテムを記載する必要があるのでとても手間と根気が必用です。

 

②ざっくり包括に保険を掛けるタイプ

包括に保険を掛けるというと、いまいちイメージができないかもしれませんが簡単に言うと、10万円以上の家財と10万円以下の家財で分けて付保するタイプの保険になります。例えば10万円以上の荷物は詳細にはリストアップし、10万円以下の荷物はリストアップする必要はなく合計で〇〇円位のなど、まとめてできるタイプの保険です。

 

保険料ってどのくらいなの?

保険料は海外引越会社によりことなります。相場としては付保額の1.8%~1.2%の料率です。あくまでも相場ですので使用する海外引越会社に料率を確認してください。そんなに大きな金額ではないので保険料で引越会社を決めるということは少ないかと思います。

 

分かりにくいので例えで表すと以下のようになります。

例)①総付保額(荷物に掛けたい保険の総額):500,000円 ②料率1.5%

①×②=7500円

つまり、7500円が引越会社より請求される保険料です。

 

但し、海外引越会社により、総付保額は400,000円以上など、会社毎に最低付保金額が決まっていますので、必ず使用する海外引越会社に引越荷物保険について確認してみてください。

 

今回はかなり、さっくりですが引越荷物保険についてお伝えしました。

荷物への保険はしっかり掛けておくことを絶対おススメします!

 

今さら海外引越入門(海外引越よもやま話)

2019.10.15

そもそも海外引越と国内引越は何が違うのか!

国内引越しは単純に荷物を違う場所に移すだけ。そのため輸出入禁止・規制品目なども考慮する必要もありません。しかし、海外への引越しにおける荷物は輸出物扱いになります。ただし、商業貨物としては扱われることはなく、引越家財は家庭の中古品として扱われます。そのため、本人から本人に送る使用済みの物ですから、基本的には無税扱いで輸出入できるのです。

 

しかし、日本から家財を出す際には、荷主が本当に海外に渡航するのかを証明するため、航空券とパスポートは最低限の必要書類となります。コストを下げたいあまり、自分で何かしたいと方もいるかもしれませんが、荷物を税関まで持っていったり、必要書類を提出したりと個人レベルやるのは極めて困難です。

 

もちろん海外側はお荷物を輸入するわけですから、ビザ、労働許可書、会社からの雇用証明書など、国によって異なりはしますが、とにかく長期滞在を証明するための書類が必要になるのです。これだけ見ても国内引越と海外引越とではかなりの違いがあることがわかります。

 

国によって異なる通関事情

もちろん、全ての国の輸出入の規制品目管理が同じではありません。国によっては品目によって税金を課せられる場合がありますので注意が必要です。特に家電品については自国の利益を守る為に引越し荷物でも課税扱いにしている国もあります。また、ゴルフクラブやバッグなどは国によっては生活必需品でないため、課税扱いになる国もあります。これらは引越会社に依頼する際に確認するとわかるはずです。

家電含め、お荷物の数量が多く且つ新品の場合には、課税される場合がありますのでご注意ください。

もちろん、問答無用で持って行ってはいけないも物もあります。以下は各国共通の輸出入品目になりますので参考にしてください。

 

【書類関連】:ポルノ、政治的煽動文書

【貴重品】:現金・通帳・有価証券・クレジットカード・宝石・高級時計など

【動植物関連】:生きている動植物 、種子

【化学品関連】:麻薬、劇物、毒物

【危険品関連】:マッチ、ライター、エアゾール式スプレー、ガスボンベ、鉄砲刀剣、花火、引火性物資

【その他】:ワシントン条約において取引が禁止されている野生動や植物を材料しているの加工品[(皮、毛皮、角、骨、象牙、サボテン等]、事前に検疫確認が必要な動植物・肉製品(ソーセージ・ジャーキーを含む)、野菜、果物、米など。偽ブランド品

 

荷物に規制があるのも海外引越の大きな特徴です。

 

(海外引越のマイグローバル・ジャパン)

広報担当:高山

効率的に海外引越を行う秘訣(海外引越よもやま話)

2019.10.12

 

海外引越にはコツがある!

最近はシンガポール、インドネシア、ベトナム、マレーシア、タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオスなどの海外赴任はかなり身近になってきたように思います。ひと昔前だと、バブル時代は、海外駐在員=欧米諸国。ここ20年位は発展とマーケットに着目して中国への赴任が多かったように感じます。

 

ここ10年位は東南アジアの時代、東南アジアへの赴任はまだ続きそうな気もします。その一方でロシアへの赴任者などもこれから増えてくる可能性もあります。

これからは日本の企業に就職したのに海外拠点で働かなければならないケースもさらに増えそうですね。(*´Д`)

 

さて、将来に備え、もしくはこれから海外引越をしなければならない方に効率的に海外引越をする方法を教えてちゃいます・・・。

もちろん、「俺は荷物が少ないからなぁ」というかたは読まなくて結構です。

 

家財をタイプ別にざっくりわける・目星をつける

まず、海外引越には航空便と船便があり、荷物が多い人は倉庫に帰任するまで預けるというのがほとんどです。また中には実家の方に荷物を送るというかたもいるかもしれません。

 

まず、付箋などのを使って持っていく毎に色分け分類をするといいでしょう。

例)航空便は青付箋、船便は黄色付箋、倉庫預けは赤い付箋、など

 

このように実際に分ける前に荷物に色分けして付箋を貼ってしますのです。

 

そして、色分けできたら、”航空便”を1つの部屋にまとめて置く。

なぜなら、航空便はあまり荷物を多く運べないので、ひとまとめにして置きやすいはずです。

 

そのため、①航空便の70ℓくらいのゴミ袋に持っていき衣服や細かいものは入れてしまう。②事前に引越業者から送ってもらった段ボールに、すごく雑に入れて1つの部屋、場所の集合させておいてくだけでいいです。

 

丁寧に段ボールに入れる必要は一切ありません。なぜなら、海外引越は頑丈に梱包しなければならず、事前に梱包していただいたものであってもプロのパッカーによってリパックする必要があるのです。

 

だからこそ、ラフで構わないのです。

 

また、船便に関しては荷物が増えるため、1か所にまとめることは難しいはずです。ですから、”持っていくべき物のみ”に付箋をはっておくこと。

そして、廃棄するものと区別しておくと作業員が混乱することがなくなります。

 

極めて当たり前のことを言っていますが、意外にきちんとやってる人は少なく、必要以上に時間が掛かってしまうかたもいます。

騙されたと思って、実践することをお勧めします。

 

(海外引越しのマイグローバル・ジャパン)

編集:広報担当 高山

 

 

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